冷凍弁当で全国縦断旅気分! 我が家で駅弁の“交流戦”?きょうは姫路の駅弁「鮭ほたてめし」など

全国各地の名物駅弁を紹介! きょうは姫路・まねき食品の駅弁「鮭ほたてめし、ゴマだれ牛タン弁当など」です。

» 2021年07月29日 13時30分 公開
[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送
駅弁 まねき食品の通販駅弁「全国旅気分」シリーズ(6個セット4800円から)
駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁

【ライター望月の駅弁膝栗毛】

「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。

遠くへお出かけしにくい時期、この1年あまり、駅弁も「通信販売」が注目を浴びています。なかでも今年(2021年)のトレンドは「冷凍駅弁」。冷蔵の宅配便では不可能だった全国への販路を開拓している駅弁屋さんが目立ちます。姫路駅弁を手掛ける「まねき食品」もその1つ。昨年末の「あったかおうちで駅弁」シリーズを皮切りに、今年5月からは新作「全国旅気分」シリーズを登場させています。

駅弁 N700A新幹線電車「のぞみ」、山陽新幹線・岡山〜相生間

冷たい「冷凍駅弁」へのアツい情熱! まねき食品編(第2回/全6回)

北海道から九州までつながる日本の新幹線。東北・北海道新幹線「はやぶさ10号」で朝6:39に新函館北斗を発つと、東京には11:04着。11:09発の東海道・山陽新幹線「のぞみ27号」に乗り継いで博多で18分の待ち合わせ。九州新幹線「さくら409号」に乗り換えれば、終点・鹿児島中央には17:59に着きます。かつて東京〜西鹿児島(当時)間を24時間以上かけて結ぶ寝台特急があったことを考えますと、隔世の感ですね。

駅弁 電子レンジで加熱していただく「全国旅気分」シリーズの冷凍弁当

列車の高速化は、駅弁業者にとっての「工夫」のはじまり。駅だけでなく、さまざまな場所で、駅弁文化を次世代につないでいくため、数々の挑戦を続けてきました。厳しいコロナ禍でもその姿勢は変わりません。2020年12月から冷凍駅弁に参入した兵庫県・姫路を拠点に駅弁を製造する「まねき食品」では、2021年5月、新たな冷凍弁当「全国旅気分」シリーズを投入しました。そんなまねき食品の冷凍駅弁のいいところを3つ!

駅弁 鮭ほたてめし

まねき食品の冷凍駅弁のいいところ

  • カンタンに旅気分が楽しめる!
  • バラエティ豊かなラインアップ!
  • 味わいの新発見も!

カンタンに旅気分が楽しめる!

「全国旅気分」シリーズの特徴は、弁当の種類ごとに異なる「掛け紙」がかかっていて、手にした瞬間から旅気分が楽しめること。この掛け紙と紙蓋を外し、なかの透明フィルムを残したまま、500Wで約6分30秒、600Wで約5分30秒加熱していきます。

駅弁 ゴマだれ牛たん弁当

昨年(2020年)末に冷凍弁当が登場した際は新たにラップをかける必要がありましたが、すぐに改良が行われ、透明フィルムを生かして“チン”することで、より簡単に旅気分が楽しめるようになりました。

駅弁 かにおこわ

バラエティ豊かなラインアップ!

今回登場した「全国旅気分」シリーズの冷凍弁当は全6種類。北海道をイメージした「鮭ほたてめし」は、ほたてのバター焼きと鮭のほぐし身を、ピラフに盛り付けた洋風弁当。

駅弁 神戸牛牛めし

東北をイメージした「ゴマだれ牛たん弁当」は、仙台名物の牛たんをまねき食品自家製のゴマだれで味付け。北陸をイメージしたという「かにおこわ」は、日本海のかにの棒肉を使い、もっちりとしたおこわで仕上げており、バラエティ豊かなラインアップが楽しめます。

駅弁 せとのかきめし

味わいの新発見も!

残る3つは、地元・兵庫の味・神戸ビーフをすき焼き風に仕上げた「神戸牛牛めし」。瀬戸内産の牡蠣を使った「せとのかきめし」に、九州をイメージしたという「明太子かしわめし」と続きます。

駅弁 明太子かしわめし

コロナ禍で他の地域へ足を運ぶことが叶わない地元の方にとっては、このシリーズは、まさに“旅気分”が楽しめて嬉しい限り。他の地域の方でも、北海道や東北、九州の食材を、兵庫の駅弁屋さんがどう仕上げてきたのか、新たな発見がありそうです。

駅弁 N700A新幹線電車「のぞみ」、山陽新幹線・西明石〜姫路間

姫路駅弁・まねき食品の「全国旅気分」シリーズは、単品では800〜1600円、6個セットで4800〜9600円でオンラインショップと本社の電話受付で販売。新作6種が1つずつ入った「全国旅気分セット」は7450円で食べ比べが楽しめます。ご当地の食文化が基本の駅弁ですが、このような企画を通して、プロ野球の交流戦のように、食文化の“交流戦”を楽しんでみるのもアリなのかも知れません。果たして、次はどんな挑戦が見られるか?

(初出:2021年6月9日)

連載情報

photo

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/


「駅弁膝栗毛」バックナンバー



おすすめ記事

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/08/news177.jpg イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  2. /nl/articles/2411/06/news180.jpg 「むりだろww」「笑いました」 ニトリでソファ購入 → 愛車の前でぼうぜん…… “まさかの悲劇”が1000万表示
  3. /nl/articles/2411/07/news182.jpg 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  4. /nl/articles/2411/07/news163.jpg 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. /nl/articles/2411/05/news138.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  6. /nl/articles/2411/08/news132.jpg peco、息子の近影を公開「すごーくりゅうちぇるに見えます!」「パパに似てる〜」 息子のスクールランチも色とりどりでおいしそう
  7. /nl/articles/2411/08/news143.jpg 高嶋ちさ子、3000万円超の“超高級外車”ゲットにドヤ顔も! 笑い止まらずハンドル握り「Woohoo!!!」
  8. /nl/articles/2411/07/news029.jpg 50代主婦が5日間、ひたすら草抜き&庭木の剪定→たった一人でやり遂げたとは思えないビフォーアフターに称賛の嵐 「尊敬する」「本当に脱帽です」
  9. /nl/articles/2411/08/news025.jpg 「そうはならんやろ」クルマ修理会社の壁を見ると…… まさかの“シュールすぎるイラスト”に9万いいね 「よすぎる」「天才か」
  10. /nl/articles/2411/08/news111.jpg 2人組ガールズユニット、突然の脱退を発表 マネージャー「本人の意思ではない」 母親とする人物からの脱退理由と経緯説明が物議
先週の総合アクセスTOP10
  1. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  2. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  3. 結婚相手を連れてくる妹に「他の人に会わせられない」と言われた兄、プロがイメチェンしたら…… 「鈴木亮平さんに見えた」大変身に驚がく
  4. 「2007年に紅白出場」 38歳になった“グラビア界の黒船”が1年ぶりに近影公開→驚きの声続々
  5. 「クソビビったwww」 ハードオフに38万5000円で売っていた「衝撃的な商品」が90万表示 「売った人突き止めたい」
  6. 夫婦喧嘩した翌朝の弁当を夫が作ったら…… “森”すぎるビジュアルに「インパクトすごい」「最高に笑いました」の声
  7. 約9万円の「高級激レアガンプラ」を10時間かけて制作→完成品に「家宝だ」「めっちゃくちゃにかっこいい!!」
  8. 天皇皇后両陛下主催の園遊会、“お土産”に注目 ジョージア大使「大好物です」「娘たちからも大好評」
  9. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  10. 事故で重体の人気日本人TikToker、1カ月の意識不明と家族ケア経て逝去……“旅立ち直前に会った”親友は「励ましに来てくれてたのかな」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた