■PSPの仕様確定! 260gの小さなボディに無限の可能性が!
■2004年5月12日更新
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本日のSCEAプレスブリーフィングでPSPの詳細な仕様が正式に発表された。
まずその外観だが,ボディサイズは170mm×74mm×23mmと非常にコンパクトで,その重さはバッテリー込みで260gと非常に軽量に仕上がっている。ボディカラーは渋いブラックで質感もソニークオリティで非常に良い。
画面は既報の通り,フルカラー(1677万色)で480×272ドット,つまり画面比率16:9のTFT液晶を搭載している。
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CPUはカスタムのPSP CPUで,クロックは1〜333MHz。メインメモリの32MBに加え,組み込みRAMが4MB。
電源は内蔵のリチウムイオンバッテリー,もしくはACアダプターによる家庭用電源。
気になるコントローラーは方向キーとアナログパッド,それとおなじみの△○×□ボタンと左右のボタンを装備。そして,スタート・セレクトに加え,ホームボタンが新しく追加されている。
機能スイッチとしてはホールド機能がついた電源スイッチ,明るさ調整,サウンドモード切り替え,音量調整,ワイヤレスLANのOn/Off,そして,UMDのイジェクトボタンとなっている。
ステレオスピーカーを装備し,ヘッドホンへの出力も可能。マイクコネクタも装備されている。
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インターフェイスはUSB 2.0,WiFi準拠のIEEE 802.11b無線LAN,IrDA(赤外線・リモコン受信も可能),そしてメモリースティック PRO Duoスロットとなった。また,面白いことに,現時点ではどのような拡張をされるかは不明だがコントローラ端子も装備されている。
コンテンツを供給するメディアはもちろんUMDことUniversal Media Disc。65mm×64mm×4.2mmという3.5インチフロッピーディスクよりも一回り小さく,重さもわずか10グラムというサイズに1.8GBのデータが格納可能。このUMDの容量だが,去年は「両面で」という発表だったが,今回は「片面2層」という表記になっているのが目についた。
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PSPコンテンツとしてゲームソフトのほかに,ATRAC3plusオーディオコーデックを採用した音楽ソフト,MPEG4 AVCビデオコーデックを採用したビデオソフトも発売される予定とのことだ。これは追って詳細をお伝えしたい。
また,ペアレンタルコントロール(年齢制限)やリージョンコントロール(地域制限)機能も搭載され,コンテンツの権利保護も万全と,デベロッパーへの配慮も忘れていない。また,PSP/UMDには固有のIDが設定され,これを著作権保護に使用するとのことだ。
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今回のブリーフィングでは,仕様が順次発表されるごとに会場内のメディア関係者からどよめきが起こった。ゲームも映画も音楽も全てこの1台で楽しめる,まさに「全部入りの携帯ゲーム機」それがPSPなのだ。
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