■「Halo 2」は“エクセレント”!!ファースト体験記
■2004年5月16日更新
「Halo 2」は前作以上に熱かった!! 13日(現地時間)マイクロソフトブースに
て,プレスを招いての「HALO2」プレイ取材が行われた。多くのXboxファンが待ち焦
がれるこのタイトルを初めて触った“生”の感想を,とことんまでお伝えしていこう。
一般ブースとは別のクローズドルーム内へと案内されると,まずは制作を担当するバンジー社のスタッフが操作を説明。基本的な操作解説に加え,各種の新要素が披露された。
最大の変更点は,コヴナント側のエリートをプレイヤーキャラとして使えるようになったこと。敵味方の識別がつきやすくなったことで,対戦プレイはより熱さを増すだろう。さらにターゲットサイトをほかのプレイヤーに向けると,頭上にマーカーが出現。敵味方はもちろん,相手が(リロード中など)どんな状態かを,瞬時に判別できるようになっていた。
そのほか,両手に同時に武器を持っての2丁拳銃ができること,ゴースト搭乗時にブースト加速が可能となったこと,チーフの色,肩や背中につくエンブレムをエディット可能であること,相手の乗り物を奪い取れることなどが明らかになると,ゲームをプレスの人間でさえも驚きと関心の声が漏れていた。
説明が終わると,全員が待ちきれない様子でプレイ開始。4対4に分かれての対戦プレイが体験できたぞ。ルールは,敵陣に立てられた旗を自軍陣地へと持ち帰るのが目的の,CTF(キャプチャー・ザ・フラッグ)。実際のゲームの仕様となるかは不明だが,攻守が一定時間ごとに入れ替わる仕様で,厳密にはCTFのバリエーションルールであるかもしれない。
操作方法・感覚は,前作とほぼ同じ。パッドでもストレスを感じない,プレイに没頭できる操作性はすばらしい。しかもジャンプが前作の2倍ほど高く,緩やかに飛ぶようになっていた。後述する立体的なマップに対応するための措置だろうが,うかつにジャンプしてしまうと,いい標的になってしまいそうな印象も受けた。
体験できた“ザンジバル”と名づけられたマップは,海沿いに設けられた堅牢な要塞が特徴。横方向の広さはそれほどでもないが(バトルクリークと同程度?),縦のボリュームが増していたのが印象的だ。さらに,旗がおかれている中心部まで到達する道は,外周部や迷路のように入り組んだ内部通路など,複数のルートが用意されていた。しかもその途中には,観覧車のような機構のエレベーターや,根元を撃つことで倒れる橋,スイッチを押すことで開く扉など,動くパーツが多くなっている。非常によく考えられていると感じる。
このほかにも誘導機能が追加されたロケットランチャーや,近距離・高威力のエナジーソードなど新武器の追加……などなど,細かな新情報は書ききれないほどのある。……が,なにより伝えたいのは,取材を忘れそうになるほど対戦プレイが面白かったという点。体験できた15分間も,夢のようにあっという間に過ぎ去っていくほどのデキ。前作を楽しんだゲーマーはもちろん,Xboxユーザー以外にも,ぜひとも遊んでほしい内容だ。あ〜,早くじっくり遊んでみた〜〜〜〜い!
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