■E3でルーカスアーツはスターウォーズにフォーカス!
■2004年5月16日更新
去年のE3では旧作リメイクなどが発表されたルーカスアーツだったが,実はその後,2本がキャンセルされ,唯一リリースされた「シークレット・ウエポン・オーバー・ノルマンディ」もセールス的には……。今年はスターウォーズタイトルにフォーカスを絞り少数精鋭で挑む。
「スター・ウォーズ バトルフロント」は,簡単に言うと“スターウォーズ版バトルフィー○ド”のような感じだ。
プレイヤーは兵士となって自軍の勝利を目指すというもので,帝国軍・反乱軍・クローン兵・バトルドロイドの4者が入り乱れた戦いが展開される。
シングルプレイは一応用意されて入るが,メインはやっぱりマルチプレイ。最大16人(コンシューマー版・PC版は32人・LAN接続だったらさらに倍!)で敵味方入り乱れての戦闘が楽しめる。
15以上の舞台にはエンドア,ホス,タトゥーインなどの旧トリロジーでお馴染の舞台に加え,クローン戦争の激戦地も登場するとか。30種類以上の武器やAT-ST,スピーダーバイク,X−ウイングなど,30以上の乗り物も登場。これらを駆使して勝利をつかめ!
PS2,Xbox,PCで発売され,アメリカの発売日は旧トリロジーDVDボックス発売日と同日・9月21日! となると,日本でも……と期待したいところだが,EA社内だけではどうしようもない部分があるとのことで,できるだけそれに遅れずに出します,とのこと。ちなみに日本ではPS2版の発売が決定している。USBマイクに対応し,ボイスチャットも可能だ。
「Star Wars Knights of Old Republic II: Sith Loads」は,去年のゲームの賞のRPG部門を総ナメしたあのタイトルの続編。開発はBiowareではなくなったが,前作のゲームシステムをそのまま使用。開発陣はInterplayなどでRPGを手がけたベテランぞろいということで,前作と変わらぬクオリティが期待できそう。
時間軸は前作の5年後を舞台にしている。前作でも好評だったダークフォースのシステムはそのままに,すべてがパワーアップしている。ジェダイとして銀河を善の方向に導くか,シスの暗黒卿として銀河を混沌で埋め尽くすかはプレイヤーの選択しだい。
2005年2月にPCとXboxで発売。なお,日本での発売は「EA社内に熱狂的な支持者がいるものの」現段階での発売は未定。というのも,前作に引き続き膨大な量の台詞が全部フルボイスだからなんだそうだ。
「Star Wars Republic Commando」は,去年Xboxのプレスカンファレンスで発表され話題を呼んだスカッドFPS。時間軸をエピソードIとIIの間に設定し,さまざまなミッションをクリアしていく。登場する敵の中にはエピソードIIIの新たな悪役も!
ゲームは小隊を率いて敵を倒すFPS。障害物などにアイコンが表示され,そこをクリックすることで部下を配置し攻撃させることができる。もちろん対戦も可能だ(最大16人)。
PCとXboxでアメリカでは秋に発売が予定されている。日本ではPC版の発売を検討中とのこと。
ほかにも北朝鮮を舞台にしたFPS「Mercenaries」(日本での発売予定なし)や,StarWars Galaxiesの拡張キット「Jumo to LightSpeed」などが展示されていた。
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