■今度のダンテはハンパじゃねぇ!「デビルメイクライ3」
■2004年5月14日
スタイリッシュアクションとして国内外を問わず大人気の「デビルメイクライ」。その最新作「3」を体験してきたのでさっそく情報をお届けだ。
なんといっても今回のダンテはメチャカッコイイ! の一言に尽きる! E3バージョンのロムでは,しょっぱなから半裸のセクスィー(死語)ダンテが事務所でピザをつまむところから始まる。
しかし,目の前に突如やけどを負った坊主男。面倒くさそうに会話を流すダンテ。首からぶら下げたアクセサリーに目をやる謎の客人。すると! 謎の男はダンテに襲いかかったと同時に姿を消す!!!
ダンテはとっさに男の攻撃を回避し,すぐさま愛銃のエボニーを構えるも,目の前から男の姿はすでにない。と同時に,無数の敵の刃がダンテに突き刺さる!! ……が,ダンテは傷を負ったまま目の前の敵を次々に吹き飛ばす。
その映像は,「北村○平氏の映像をフィーチャーしたのか!?」なんていわんばかりの,アクション映画のトレイラーばりにスタイリッシュアクションが展開。その壮絶さに海外メディアも大爆笑をするほどにクレイジーな映像なのだ。
と,前置きは長くなってしまったが,今回のダンテはそれほどまでにカッコイイアクションが実際のゲーム中でも楽しめるのだ。
先日開催されたカプコンプロデューサーデイでは,「グラフィックからアクション面からなにもかも作り直した」と,本作のプロデューサー田中氏が語るとおり,とにかく気持ちよく,そして爽快なアクションが楽しめるというのが「3」の特徴。
操作方法に関してはほぼ前作と同じで,左アナログスティックで操作し,△で斬る,□で射撃,×ボタンでジャンプといった感じ。そして今回から導入された「SPECIALMOVE」が発動できる○ボタン。
そう,今回の「『デビル3』は,自分のスタイル,通称『マイダンテ(カプコンスタッフはそう呼んでいるそうだ)』が作れるのだ。これは,タイプが違うダンテのスタイルを自分で選び,そのスタイルにあったスペシャルアクションを使いこなすことができるというもの。
E3Ver.のロムでは,遠距離戦が得意な「ガンスリンガー」,近距離戦が得意な「ソードマスター」,壁走りなどといったトリッキーなアクションを駆使する「トリックスター」が体験できたが,「製品版ではもっともっと導入される予定(田中氏)」だとか。なお,今回のバージョンでは,攻撃を受け流しつつ攻撃を加えるといった行動が可能な「ロイヤルガード」は文字のみで,選択することはできなかった。
さらには「ストーリー部分をたっぷりと描くために,映像だけで1時間半程度も収録している(田中氏)」と,これまた濃厚な「デビルメイクライ」が楽しめそうな予感……。
そんな新要素満載の「デビル3」だが,とにかく格好よすぎるのだ!(こればっかりでスマン!) 中でも注目部分は,ガンスリンガーのスペシャルムーブで,ショットガンで○ボタンを押すと,ブルース・リーがヌンチャクを操るような銃さばきでリロード&ショットを全方位の繰り出すのだ! こいつがとにかく強力で,バシバシ敵をノックバックさせられるので気持ちいいったらありゃしない。
今回は地形を利用したアクションもできるようで,ポールにつかまれって飛び移ったりと,「2」以上のアクロバティックなアクションも楽しめる様子。
また,ガンスリンガーでの空中スペシャルムーブは,きりもみしながら敵の頭上を乱射,ソードマスターで空中ムーブを行えば空中で相手を無数に切りつけてふっとばしたりと,とにもかくにもド派手なエフェクト,ド派手なアクションの連続で,相手を「KNOCK DOWN!(ダンテの声で)」しまくるわけだ。
とはいえ,シリーズをとおして少々難易度が高いだけに,無数の敵が襲ってくることは必死! 華麗に,スタイリッシュに生き残るためにはプレイヤーは覚悟しなくてはいけないぞ。早く製品版がプレイしたい!
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