■密林での極限の緊張感!「MGS 3」体験リポート
■2004年5月14日更新
今回のE3でついにプレイアブル出展となったPS2の「メタルギアソリッド3 スネークイーター」。森林の中で繰り広げられるステルス・ミッションを,ジャングルを模し
たコナミのプレイブースにて体験することができたぞ。
展示されていた体験版は,なんと音声が本語。記者にとってはなんとも嬉しい限りだ(笑)。まずゲームは,パラシュートで密林に降下するところからスタートする。この場所のどこかに捕らえられているソコロフ博士を救出しなければならない。
今回のポイントはやはりカムフラージュとCQC(クローズ・クォーター・コンバット)。そして,食べ物が大きく左右する“スタミナ”の要素だ。
カムフラージュについては,さまざまな迷彩服やフェイスペイントを状況によって使いこなしていくこと。画面右上にある%で示された「カムフラージュ率」は,スネークがいる場所によって常に変化する。この%表示が高いほど,高いカムフラージュ効果を得たことになり,より的に見つけられないというわけだ。実際にこの体験版でもカムフラージュ率95%なら,目の前に敵が現れても見つかることはなかった。
ただし今作では,敵に発見されたときの警戒モードが減少する時間が長くなっており,辛抱強く隠れなければならない。“敵に見つからない”ようにする動作がより強調されているように感じた。
先頃CQCは○ボタンを押して戦える接近格闘戦のこと。前作に比べてかなりバリエーションが大幅に増えており,敵に囲まれてもCQCをうまく行えば,数人の兵ならたちどころに倒すことができるだろう。
もう一つの重要な要素である“スタミナ”は,体力ゲージの下に表示されている。時間とともに少しずつ減っていき,これが少なくなるほど射撃の制度や傷の治りが悪くなってしまうのだ。
スタミナを補給する方法は,食料を食べること。ジャングルの中の動植物を撃ったり蹴ったりすると,それが「食料」のアイテムに変わる。これを食べてスタミナを回復するのだ。担当記者も体験版の沼地にいるガビアル(ワニ)を撃って,美味しくいただいた(笑)。
E3での体験版は,博士が捕らえられているという小屋に潜入したところで体験版は終了だったが,ジャングルの中でのサバイバルの緊張感は十分に味わうことができた。それ以外にも,これまでのシリーズの最新のものとは違う武器を体験できたり,スネークの本名が判明したり(!!)と,短いプレイ時間の中に「3」の重要点が目いっぱい詰めこまれていたぞ。
今年の東京ゲームショウにも出展されることは間違いないので,それまでご期待あれ!
MGS3最新スクリーンショットはこちらで公開中!
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