■ロード・オブ・ザ・リング新作は闇の軍勢でもプレイ可
■2004年5月14日更新
アカデミー賞に11部門ノミネートされ,11部門を獲得した「ロード・オブ・ザ・リング:王の帰還」。EAから既にゲームは日本を含むワールドワイドでリリースされ,大ヒットを飛ばしている。
そして,待望の最新作が登場……,ってもうネタないじゃん! っていうことで,今回紹介するタイトルは3部作すべてをモチーフにしたゲームとなる。
コンシューマー版は「ロード・オブ・ザ・リング/サード・エイジ」。何と米国開発のゲームでは珍しく「コマンド選択型RPG」。実際のプレイを見せてもらったのだが,ファイナルファンタジーXのようなゲームシステムを採用し,日本のゲームに興味のないような人でもすんなりとゲームに入れるような作りになっている。
プレイヤーキャラクターは,フロドたち・旅の仲間ではなく,オリジナルキャラクター。とはいえ,映画に登場したキャラクターらしいので,それを見付けるのもコアなファンへのサービスらしい。ちなみに,パーティ内ではエルフとドワーフが共存するということなのだが,その編のストーリーラインもしっかり用意されているので,世界観ぶち壊し,という心配は一切なし。
彼らパーティは,旅の仲間とは違う道筋を進みながら,彼らとの戦いを追体験していく,というものだ。
旅の途中では旅の仲間との邂逅もしばしばあり,E3のデモでは第1部での,灰色のガンダルフ(ゲームに登場するキャラクターとして大々的にフィーチャーされるのは本作が初)とバルログとの戦闘に,パーティが加わるというシーンを見せていた。また,サウロン側・闇の軍勢でプレイし,オークやトロルといったキャラで人間を蹂躙するということもできるとか。
もちろん,映画の名場面をふんだんに使用。声優もオリジナルキャストが再集結ということで,日本版は2カ国語仕様(またアラゴルンが宣伝?(笑))になることも期待できそう。PS2/GC/Xboxで秋発売予定。GBA版ではシミュレーションRPGになるという。
もう1つのタイトルはPCでリリースされる「ロード・オブ・ザ・リング/バトルオブミドルアース」。コマンド&コンカーシリーズのEAロサンゼルス(旧Westwood Studios)が開発したリアルタイムシミュレーション。
白の軍勢・闇の軍勢どちらでもプレイ可能。今回はシアター形式で展示され,ミナス・ティリスの戦いを闇の軍勢側でプレイ。大量のユニットを率いて攻め込むシーンはまるで映画のシーンを俯瞰で眺めているような感覚だ。
と,そこになんとバルログが登場! このような特殊なキャラクターも登場させることができるらしい。バルログの圧倒的な強さにミナス・ティリスはあっという間に陥落。と,観客の視点でロード・オブ・ザ・リングのifを楽しめる作品になっている。アメリカでの発売は秋を予定している。
(C)2004 Electronic Arts Inc. All rights reserved. All trademarks are the property of their respective owners. 5/3/04 The Lord of the Rings and the names of the characters, items, events and places therein are trademarks of The Saul Zaentz Company d/b/a Tolkien Enterprises under license to New Line Productions, Inc. (C)2004 Electronic Arts Inc. All rights reserved. All trademarks are the property of their respective owners. 4/30/04. The Lord of the Rings and the names of the characters, items, events and places therein are trademarks of The Saul Zaentz Company d/b/a Tolkien Enterprises under license to New Line Productions, Inc.
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