■ミッキー・ロークも出演! アタリはDRIV3Rを全面に
■2004年5月16日更新
今年のE3・アタリブースは,DRIVERシリーズ最新作「DRIV3R」をメインに展示。
中はクローズドだったものの,実際にはゲーム展示はなく,スペースすべてが商談ルーム。例のアタリ水(笑)やコーヒーを飲みつつ取材や商談をしている人の姿が見受けられた。アタリジャパン広報曰く,「静かな会場でじっくりと商談ができるので好評」なのだとか。まぁ,2年前のランチキ騒ぎが異常すぎたのかねぇ。いずれにしろTGSもこうであって欲しいけど……無理か。
さて,DRIV3RはSTUNTMAN(これも結局は日本では出なかったですねぇ……)を開発したRefrectionの最新作。1,2はPSとPCで発売され,シリーズ累計出荷本数500万本を売り上げるアタリ(旧GT Interactive)のヒットシリーズだ。
GTAやThe Getawayの元祖とも言われる「車に乗って目的地に向かい,襲いかかる敵を銃で撃って倒す」ゲームで,プレイヤーはFBIのおとり捜査官となって,マフィアの内情を探るというストーリー。
今回はマイアミ,ニース,イスタンブールの3都市をまたにかけるストーリーだ。現世代機ならではの美しいグラフィックに加え,車のパーツが細かく設定され,リアルな壊れ方をするのが売りだ。
もちろん,シリーズの売りであるリプレイムービーの編集機能も搭載。ハリウッド映画のようなカーアクションシーンを体験でき,なおかつそれを自分の好きなアングルで楽しめるのだ。
本作は去年の「エンター・ザ・マトリックス」クラスのプロモーションを実施している。インターネットで上映されているプロモーションビデオ「Run The Gauntlet」はリドリー・スコットが監修。
声優も主人公にキル・ビルでお馴染のマイケル・マドセンを起用,ミッシェル・ロドリゲスやミッキー・ロークも声優をしている。日本でも発売を前向きに検討しているということで非常に楽しみなタイトルだ。
今年は各ハードメーカーのブースでの展示に切り替えたアタリは,「DRIV3R」以外にも「TRANSFORMER(日本で出たタイトルとは別物)」やダンジョン&ドラゴンズをベースにしたRPG「DEMON STONE」などを展示していた。一部タイトルは日本でもリリース予定があるとのことで,期待が持てる。
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