■“ゲームのキャラクターになれる”EyeToy発見!
■2004年5月16日
新ハードPSPの実機出展が一番の注目を集めていたSCEブースだが,ブース内では新規タイトルも当然ながら大量に展示されている。GAMESでもサードパーティ関連の大作をはじめいくつか速報をお届けしてきたが,ここではさらに今まで紹介していなかったタイトルの中で気になるもの(日本発表がまだ予定されていない)を中心にお届けしよう。
■まだまだ人気の「EyeToy」シリーズ新作タイトル
体を動かすという独特のインタフェースが特徴の「EyeToy」シリーズ。日本ではイマイチ(お国柄かもしれない)だが,全世界ではすでに350万本以上ものミリオンヒットを記録している。海外では追加タイトルが続々と発表されており,E3会場でもブース正面に配置された巨大な“PlayStation”のロゴの左右にEyeToyブースが置かれ,計5作の新規タイトルが発表されている。
そんな「EyeToy」シリーズの中で記者が最も興味を抱いた作品が,トリック重視のスケートボードゲーム「eyetoy:antigrav」だ。
本作はUSBカメラで薄手のグローブをはめたプレイヤーの両手と頭の部分を認識させてボーダーを操作するアクションゲーム。ジャンプしたりしゃがむことでルートを変化させたり,レール上の左右にあるアイテムを両手を大きく動かして取ったりと独特のゲーム内容になっており,他のEyeToy作品に較べ「よりカメラを意識せずに遊べる体感ゲーム」に仕立ててあるところが非常に面白かった。。
その自由度の高さからEyeToy自体は非常に強力なインタフェースなので,アイデア次第でまだまだ新しい遊びを創出することができるだろう。
そのほかのEyeToy作品は以下の通り。
「eyetoy:groove」
「eyetoy:play」に続くEyeToyシリーズの続編として早々に発表されていた作品。grooveという文字からもわかるように,リズムにあわせて両手を動かすパーティゲーム。
「Hurry Potter AND THE PRISONER AZKARAN」
「ハリーポッター」でおなじみの"剣と魔法の世界"を舞台にした作品。飛んで来るペイント弾を握りつぶしてスコアを稼ぐミニゲーム集となっている。
「DDR EXTREAME」
EyeToy対応の「ダンスダンスレボリューション(DDR)」。画面上に次々と草が生えて矢印を隠してしまうので,両手を動かして草を刈り取らなければならない。自分のダンスを見ながらDDRをやるのはちょっと恥ずかしいかも!?
「SEGA SUPERSTARS」
「サンバDEアミーゴ」をはじめとしたSEGAの人気ゲームタイトル関連のミニゲームを集めたEyeToy作品。手を大きく円状に動かすことでチューブ状を超高速で走り抜けるソニックを操作するコイン集めゲームなどがプレイアブルで出展されていた(エメラルドを集めると無敵のスーパーソニックにも!)。
SCE注目タイトルその2に続く
・S0FTBANK GAMES INDEX
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