■小島監督が「メタルギアソリッド 3」を実機でプレゼン
■2004年5月12日更新
60年代の冷戦時代をテーマに制作が快調に進められている「MGS3」。E3開催を前に小島監督が同作をマスコミ向けに“スニーク”(こっそり)公開した!
本作のコンセプトは”SURVIVAL(生き残り)”。それを演出するために「カモフラー
ジュ」「フードキャプチャー」「CQC」といった3つの要素があるのはすでに既報の
とおりだが,今回は小島監督自らのプレイでプレゼンが行われた。
まず「カモフラージュ」は”自然の中でいかに身を隠すか”が重要な要素となっており,「3」では状況に合わせて着替えをしなくてはならない。
「フードキャプチャー」は,今作から主人公のスネークにはスタミナの概念が導入
されていることを意味する。つまりスタミナが減ると傷や病気の治りが遅くなるだけ
でなく,スタミナが少ないと銃を持った時に手ブレが起きたり,お腹が鳴って敵に気
付かれるといった不利な状況が次々と襲ってくる。これを防ぐため,今回のスネーク
は物語の舞台となるジャングルで食料を摂らなければならず,その様子はまさに現実
の”狩り”そのものだった。
小島監督本人自ら実機のプレイアブルROMでは木の実やキノコといった植物,カエルやヘビ,小鳥などの動物を捕まえていたが,動物の場合は生け捕りから缶詰まで選ぶことができる。またキノコの説明をする際は「宮本さんが大好きな食べ物です」というジョークで会場の笑いを誘っていた。そのキノコにはもちろん毒キノコなどもあり,ジャングルで生き残るには様々な知識が必要とされるようだ。
対して「CQC」は,ジャングルでサバイバルするために活用される接近戦用の戦術のこと。素手の状態や軽火器を装備している時であれば,相手を背後から捕まえることができるようになる。一度捕まえた敵は盾として使ったり脅して情報を入手したりと,「2」以上にプレイヤーの戦略の幅を広げるものとなっている。
また記者団からの質問に対して,PSPにて「メタルギア」の新作を作っていることと,「メタルギアソリッド」シリーズは3部作で終わらせる考えがあることを明らかにした。
そして最後には新要素がすべて詰まった15分ほどの新規ムービーが公開された。オフィシャルホームページなどで公開されるはずなので,ぜひチェックしてみよう。
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