■DSは無線LAN機能搭載で遠距離ネットプレイもOK!
■2004年5月12日更新
本日発表されたNintendo DSに搭載されたワイヤレス通信機能。中でも注目されるのが,パソコン用の無線LANとして広く用いられているWi-Fi(IEEE802.11)規格でのネットワーク接続機能だ。
これは自宅や会社にある無線LAN環境,さらには街中にあるホットスポットから,インターネットに接続できるもので,離れた場所にいるNintendo DSユーザー同士が,ネットワーク経由で一緒にプレイを楽しめるようになる。
さらに,GBAの「ワイヤレスアダプタ」で実現されていたのと同様に,自分の周囲にいるユーザー同士での多人数接続も可能。独自の通信方式により,最大16人までが同時に接続できる。有効通信距離は最長100フィート(約30メートル)とのアナウンスもあり,オフィスや公園といった公共の場所で,見知らぬ人とのネットワークプレイが楽しめることになりそうだ。
ブリーフィングに寄せられたカプコンの稲船氏のコメントで「2人のプレイヤーで4つのスクリーン。6つのスクリーン,8つのスクリーンが実現できるわけですよ。この拡大はすばらしいですね」といった意見が聞かれるなど,ネットワークを介した多人数プレイに作り手も注目している様子がうかがえた。こうしたクリエイターたちの手から,どんなニュータイプの遊びがユーザーに送り出されるか,今から楽しみだ。
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