スクリーンに映る「Heihachi Mishima...is dead.」の文字。E3会場で公開された 「鉄拳5」の初出映像は，衝撃的な事実を告げていた。

　前作の物語から10年……衛星軌道上から打ち出されたジャック軍団が三島邸に攻め込むところから，その映像は幕を開ける。襲い掛かるジャックたちを，三島流喧嘩空 手の技を駆使して，次々と倒していく平八とカズヤ。しかし，ジャックの1体の顔が 割れると，その中には自爆装置が。その直後，三島邸は大爆発に包まれ……というもの。

　あの人間離れした平八が本当に死んでしまったのか？ そして，そして三島邸を襲った人間の目的は!? など，かなりの謎をはらんだ内容。このあたりは，ゲーム内で明 らかになっていくことだろう。

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　もちろんムービーだけでなく，ゲーム画面の映像も公開されていた。シリーズの新作ということで気になるのが新登場のキャラクターたち。

　サングラスに金髪ボウズ頭が印象的なRAVENは，脚技を多用。空中で相手の頭を連続で蹴りつける技など，トリッキーな動きが特徴のようだ。もう一方の男性キャラである憑威は，見たままの中国武術使い。某格闘技マンガに登場する，空だか海だかの王様っぽい技を，バンバン繰り出していたぞ（笑）。

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　そして新キャラ唯一の女性となる飛鳥。彼女の特徴はズバリ，風間流柔術の技を使う点。ムービーで見せた自然児的な印象や，カズマという苗字が“あの女性”を思わせるのだが……？　もちろんこれまでのシリーズのキャラクターも，いないキャラを探すのが難しいほど多数が登場する。ある意味「鉄拳」らしさが大爆発する作品といえるのではないかな？

　そのほか，無限フィールドが復活していたり（壁のあるステージもアリ），マードックが空中に浮かした相手をつかんで投げていたり，ヨシミツがさらに奇怪さを増していたり（笑）と，気になる新要素が満載。記者の印象では，マジメ路線にシフトした「4」のゆり戻しで，「鉄拳」本来のハチャメチャ感が戻ってきていたように思え，非常に満足のいく映像であった。

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　そして映像の最後には，アーケード版が2004年，そして家庭用機版が2005年との発売予定が!!!　だけど，正直それまで待ちきれない気持ちでイッパイなんですおおおお〜〜〜!!

　待ちきれない人は，こちらから最新スクリーンショットをチェックすべし！