■あれよりも壮絶!Call of Dutyにコンシューマー版登場
■2004年5月16日
昨年リースされ,PCゲーム界の賞を根こそぎかっさらった「Call of Duty」にPS2&Xbox版「Call of Duty: Finest Hour」がいよいよ登場する! と言っても,開発は同作のPC版を手がけたInfinity Ward社ではなく,同じくPCゲームのFPSで名高い「メダルオブオナー」シリーズを手がけたスタッフが設立したSpark Unlimited社だ。
今回のコンシューマー版はモチーフこそ一緒ではあるが,ゲーム内容は別物。プレイヤーは第2次世界大戦の米・英・露の3つのキャンペーンでドイツ軍の侵攻を食い止めるという作品になっている。
もちろんオンラインにも対応(PS2/Xboxのみ・GCは非対応)し,連合国軍とドイツ軍に分かれてのチームデスマッチやデスマッチモードが用意されている。ウルフェンシュタインとは違ったリアルな対人戦闘を体験できそうだ。
E3では,ロシア軍のオープニングステージ(このステージだけPC版と同じシチュエーションらしい)がプレイアブル上映され,コンシューマーとは思えない壮絶な戦闘を目の当たりにした。もちろんBGMはPC版と同じ,Micheal Giacchino氏によるものだ。
今年はEAからメダルオブオナーシリーズの新作がコンシューマーで出ないこともあり,ヒストリー系のFPSでは今年のベストゲームになると思われる。北米発売は秋ごろ。重ねて,アクティビジョンジャパンにはPC版で見せた日本語版開発の早さを本作でも見せていただきたいものである。
・S0FTBANK GAMES INDEX
|