■画面がとにかくデカイ!E3のPSP実機レポート
■2004年5月13日更新
E3・SCEのPSP特設ブースには計6台の実機がスタンドに固定され,来場者が直に触れることができるようになっていた。
6台のPSPは,「テイルズオブエターニア」「メタルギアアシッド」「みんなのGOLF/サルゲッチュ」のゲームサンプル機が3台,「Spiderman2」「Resident Evil」などの映画ソフトの予告デモをループで流しているものが3台。となっている。
またショーケースの中にはさらに多くのPSP実機が展示されており,各ソフトメーカー のデモが流されていた。
完全なプレイアブルROMとして触れたのは「テイルズ〜」のみで,「メタルギア〜」と「みんなのGOLF/サルゲッチュ(どちらかの作品を選んでデモを見る仕様)」は実機によるデモ映像のみとなっている。
PSP本体はすべて背面がスタンドに直付けされているために実際に持った時の重みの感触までは確かめられなかったが,実機を触った第一印象は「(GBAよりも薄くて横に長いけど)とにかく画面がデカイ!」ということ。
特にワイドスクリーンによる液晶モニタは素早い動きもブレずに見 ることができ,従来の携帯ゲーム機が苦手としていたアクションゲームも不満無く遊べる“フルスペック携帯機”という印象を強く受けた。
気になるPSPのインタフェースまわりについてだが,PSPの右側には4つのボタン,左側には4方向十字キーとアナログパッド,上面にLRボタンがそれぞれ配置されている。
中でもPSPで最も特徴的なのは十字キーのすぐ下に配置されたアナログパッドだろう。このパッドは直径1センチほどの大きさのもので,数ミリの遊び幅を持た分かりづらいのだが,LRボタンは透明のアクリルでできていた。各ボタンは浅めのキーストロークだがクリック感を残す良好なタッチで,PSコントローラに慣れている人で あれば違和感なく使えるだろう。
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