今まで，画面が公開になるも詳細が明らかになっていないPSP「MEGAL GEAR ACID」の概要が，本日から開催されている東京ゲームショウにて少しだけ明らかになったぞ。

　登壇したのは「MGA」ラインプロデューサーの日並氏と，同ディレクターの野尻氏。野尻氏によると，物語の舞台は「MGS2 SONS OF LIBERTYのあと」だ。

　ある日，米上空でジャンボジェット機がハイジャックされるという事件が発生。事態を重く見た米政府は，特殊任務のプロと呼ばれたスネークに，アフリカにあるペダン共和国への潜入を命じる……というストーリー。

　ゲームは各ステージに設けられたミッションをこなせばステージクリア，というタイプで，画面下に出るカードはコマンドとして使用する。決められたターンの数だけカードを使ったり，移動したり，カードを交換したりできる。

　現在制作状況は60％。TGSに設けられた試遊台では，敵をかわして門を突破する，というミッションが楽しめる。ほぼ快適に動作できており，PSPならではの画面の美しさとともに，決められたカードの中から最善の策を出す楽しさが味わえる。カードを繰り出したときのアクションの豊富さも必見だ。

　また現在判明しているヒロインの“テリコ”は，HRP唯一の生き残り。物語中盤からはテリコもスネークと同じ目的のために作戦に参加する（プレイヤーキャラとして操作できる）とのことなので期待したい。

　なお，気になるジャンル名の“ACID”は，放映されたムービーにより“Action Intelligence Duel”だということが判明している。このジャンル名が示す物とは？ その真実は，ぜひTSSの会場で味わおう。