TGS2日目の9月25日，タイトーブースのステージにて，その知識とトークで鉄道ファン以外にまで人気の向谷 実氏により，「Train Simulator」の最新作，「Train Simulator 京成・都営・京急」が発表された。

　本作のテーマは「いざ，空港へ」。京浜急行，都営地下鉄，京成電鉄の3社局を制覇し，羽田空港と成田空港を結ぶ90.6kmを含む合計170km，2時間6分にも及ぶ路線を再現する。

　向谷氏は今までのシリーズの説明から最新作の説明までを行い，最新作のポイントとして

・キーワードは空港
・ポイントをためて車両を購入，検車
・それぞれの鉄道会社の車両ごとに運転する資格を取得するライセンスモード（どの会社から始めるかで展開も変わる）
・途中に行われる乗務員交代や，急行に追い抜かれる“抜かれモード”，運転台の汚れなどの演出
・収録時はいい具合に青空が広がっていたので，風景にも注目
・カメラポイントを運転手側に近づけ，線路をやや右側見えるようにして，運転席からの視界をよりリアルに
・いつでもどこでもブレーキ練習ができるようにして初心者にも対応

　などを挙げた。

　開発はまだまだの段階なので，今後の開発が進んだ段階で公式ホームページに情報を公開していくと言う。発売時期は「来年の2月ごろの予定…3月かも…」とのことだ。鉄道ファンは期待して待ってよさそうだ。

　このイベントは明日も予定されている。ぜひ向谷 実氏のトークを聞きにタイトーブースに行こう。その価値は十分にある。